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4. 飲酒運転の根絶

飲酒運転の根絶

【飲酒運転の危険性】

酒を飲むと一時的に、頭がさえたように錯覚することもあります。しかし、アルコールは確実に脳の働きを鈍らせます。
  • 物事を冷静に判断したり、論理的に考えることができなくなる
  • 安全運転に必要な判断力、抑制力、運動能力が低下する
  • 視力や聴力などが麻痺し、的確な運転操作をすることができなくなる
このため、大きな事故を起こす原因となります。また、飲酒をした後に、少し休憩をしたり仮眠をとったからといって、自己判断で運転するのは危険です。飲酒量によっては、一晩寝ても体内にアルコールが残っていることもあります。
飲酒運転で起こした事故により失うものは、被害者の大切な命だけでなく、加害者の人生も大きく変わってしまいます。莫大な賠償金や家族にかける大きな負担、社会的地位の損失など、その影響は計り知れません(飲酒運転による事故の場合は、任意保険の保険金が支払われないことがあります)。

【飲酒運転させない取組み】

飲酒運転をしない、させないために、次のようにしましょう。
  • 飲酒の予定があるときは、公共交通機関やタクシーを利用する
  • 飲酒した場合は、運転代行サービスを利用する
  • 仲間や店の協力で、ハンドルキーパー運動(帰りに運転する人を決め、その人は飲酒せずに仲間を送る)を実施する
飲酒運転を根絶するためには、絶対に飲酒運転を見過ごさないという周囲の強い協力が必要です。