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5. 交通の方法に関する教則

5-5. 交通事故、故障、災害などのとき

5-5-3. 災害などのとき

1)緊急地震速報が発表されたとき

非常点滅表示灯をつけるなどして周囲の車に注意を促した後、急ブレーキを避け、緩やかに速度を落としましょう

緊急地震速報は、気象庁が、予想される地震動の大きさがおおむね震度5弱以上である場合に、震度4以上を予想した区域を、その揺れが来る前に発表するものです。
車を運転中に緊急地震速報が発表されたことを知ったときは、運転者は、周囲の状況に応じて、あわてることなく、非常点滅表示灯をつけるなどして周囲の車に注意を促した後、急ブレーキを避け、緩やかに速度を落としましょう。

2)大地震が発生したとき

大地震が発生した場合、運転者は次のような措置をとるようにしましょう。

  1. 運転中に大地震が発生したとき
    • 急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、できるだけ安全な方法により道路の左側に停止させること。
    • 停止後は、カーラジオ等により地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動すること。
    • 引き続き車を運転するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意すること。
    • 車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておくこと。やむを得ず道路上に置いて避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、エンジンキーは付けたままとし、窓を閉め、ドアはロックしないこと。駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車しないこと。
  2. 車を運転中以外の場合に大地震が発生したとき
    • 津波から避難するためやむを得ない場合を除き、避難のために車を使用しないこと。
    • 津波から避難するためやむを得ず車を使用するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意しながら運転すること。