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5. 交通の方法に関する教則

5-3. 自動車の運転の方法

5-3-4. 安全な速度と車間距離(規制速度と法定速度)

1)安全な速度

  1. 自動車を運転する場合は、標識や標示によって示されている最高速度を超えて運転してはいけません。標識や標示で指定されていないときは、時速60kmを超えて運転してはいけません。
  2. 原動機付自転車を運転する場合は、時速30kmを超えて運転してはいけません。標識や標示によって時速30km以下の最高速度が示されているときは、その最高速を超えて運転してはいけません。
  3. 決められた速度の範囲内であっても、道路や交通の状況、天候や視界などをよく考えて、安全な速度で走りましょう。

停止距離と車間距離

2)停止距離と車間距離
  1. 車は、急には止まれません。停止するまでには、運転者が危険を感じてからブレーキを踏み、ブレーキが実際に効き始めるまでの間に車が距離(空走距離)と、ブレーキが効き始めてから車が停止するまでの距離(制御距離)とを合わせた距離(停止距離)を必要とします。この停止距離を考えて、危険が発生した場合でも、安全に停止できるような速度で運転しましょう。
  2. 運転者が疲れているときは、危険を認知して判断するまでに時間がかかるので、空走距離は長くなります。また、雨にぬれた道路を走る場合や重い荷物を積んでいる場合などは制動距離が長くなります。